WCMにまつわる、世界で活躍する日本人シェフをご紹介。
今回はチョコレートの本場・フランスの地でWCMに挑戦され、国内予選でフランス代表となったアントワーヌ カレリックシェフに続き、見事準優勝を獲得された中村隆子シェフをご紹介いたします。
今回はWCMジャパンのために特別にアンケートにご協力いただきました。
中村隆子シェフ プロフィール
ー パティシエになろうと思ったきっかけがあれば教えてください。
小さい頃からの夢でした。本格的に職にしようと思ったのは高校生の頃。お菓子を作ることがもちろん大好きですが自分が作ったお菓子を食べて、喜んでもらえるのが嬉しくて。
ー 現在は、洋菓子協会ルレ・デセールのメンバーでもあるクリストフ ルッセル氏の「ショコラトリー パティスリー クリストフ ルッセル」にお勤めとのことですが、どのような経緯で働かれるようになったのでしょうか?
ワーキングホリデーでの1年間の研修の終わりに就労ビザのお話をいただきました。
WCMについて
ー WCM21/22(当時はWCM2021)に応募しようとしたきっかけを教えてください。WCMに挑戦されたのは今回が初めてだったのでしょうか?
初めて挑戦しました。カボスドール コンクールのピエスアーティスティック部門で優勝した際に、副賞としてマスターズの参加権をいただきました。実は優勝するまで知らなかったんです。
ー フランス国内予選で見事準優勝を獲得した中村シェフ。最も思い入れのある作品は下記5つの課題の内のどれですか?また理由も教えてください。
特に思い入れのある作品は部門賞をいただいたボンボンショコラです。ローカルの素材に近くの街で採れる栄養価の優れた青海苔を使用しました。
審査員の方の中に糖尿病の方がいらっしゃったので、甘味料もアガベシロップを使用して低GIを意識しました。
最後に
ー 今後の中村シェフの夢や目標があればお聞かせ下さい。