3名のシェフより、WCM'22を振り返って

2022年11月18日金曜日

WCM21/22 インタビュー 大会-フランス

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激戦のWCM’22から約2週間が経ちました。

現地フランスで大会を見守った洋菓子マウンテン 水野 直己シェフ、日本から応援されたラヴニュー 平井 茂雄シェフ、主催者として立ち会われたバリーカレボージャパン・チョコレートアカデミー東京 尾形 剛平シェフから、それぞれ大会を振り返りコメントを頂きました。

洋菓子マウンテン 水野シェフ(WCM2007優勝): 

年々規模が大きくなり、世界中に配信しているだけあってエンターテイメント色がどんどん強くなってきていると感じます。
僕らがやってきたコンクールとはまた違う部分を勉強し、強調していかないと勝っていけないなと感じました。

↑サロン・ド・ショコラ2022会場にて
左より アステリスク 和泉シェフ、洋菓子マウンテン 水野シェフ

ラヴニュー 平井シェフ(WCM2009優勝):

 日本やアジアにとって厳しい状況が続いています。
例えばコーヒーの世界大会ではアジア勢が上位を独占するそうです。
ところがWCMについては、ヨーロッパが必ず上位に入ってきて、アジア勢が殴り込みをかけている状況。いつか日本がヨーロッパをやっつけて帰って来れる日を楽しみにしています。
そういう意味で、非常に見ていて面白い、ワクワクできる大会になってきたなと思います。

↑2022年9月壮行会にて
左より 水野シェフ、ラヴニュー 平井シェフ、日本代表 CALVA 田中シェフ

バリーカレボージャパン・チョコレートアカデミー東京 尾形シェフ:

様々な哲学・美学・コンセプト・アイディアが詰まったものが、全世界の審査員・お客様から評価される大会になってきました。
今回スペインが優勝したのも、恐らくシェフ一人のアイディアではなく、様々なスペシャリストが共同制作をした結果だと思います。
今後は日本も様々なプロフェッショナルと共同することで、選手の負担を軽減しつつクオリティの高い作品ができるのはないでしょうか。

↑大会直前の会場にて
左より ショコラトリーヒサシ 小野林シェフ、尾形シェフ、田中シェフ

↑2022年9月壮行会にて 司会をする尾形シェフ

↑2022年9月壮行会にて

 

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